生活費はどれくらいかかる?
生命保険の保険金を設定するにあたり、今後の生活費がどれくらいかかるのか?ということを計算するのは、重要です。
生命保険に入る目的は、とにもかくにも、大黒柱が亡くなった後の生活費を賄うことにありますから、この生活費の見積もりこそが生命保険金額を決定する一番重要な要素となります。
生活費を決めるにあたっては、まずは、現在の生活費を把握することが先決です。
現状の毎月の生活費を把握する
毎月の生活費は家計簿を付けていれば一目瞭然ですが、家計簿を付けていない場合には、見当がつかないかもしれません。

預金通帳は生活費についての情報の宝庫です
そういう場合でも、生活費を知る簡単な方法は、銀行の預金残高の推移を見ることです。
特にサラリーマンの場合には、給料日から次の給料日までの間の預金残高の動きを見てみてください。
たとえば、8月の給料日に銀行残高が500,000円あった。そして、9月の給料日に銀行残高が520,000円になった、という場合を考えてみましょう。
そして、9月の給料が300,000円あったとすると、1ヶ月の生活費は、
500,000 + 300,000 - 520,000 = 280,000円になります。
つまり、「前月の給料日の預金残高」+「今月の給料」−「今月の給料日の預金残高」という計算をすることで、今月の生活費がわかるのです。
将来の生活費はこう計算する
生活費を計算するコツは、下記の3つになります。
- 教育費を分けて考える
- 子供が大学を出る前・後に分けて考える
- 住居費を分けて考える

教育費・住居費は別途考えるのがポイントです
教育費を分けて考えるのはなぜか?というと、子どもの教育費は一定時期にしか生じないため、毎月の生活費に織り込んで考えにくいためです。
一方で、子どもの人数により、大体教育費がいくらかかるのかがわかります。そのため、通常の生活費に別途教育費を上乗せして計算することで、生活費合計がいくらになるかを計算することができるのです。
またに、子供が大学を出る前・後で生活費の計算を変えるのは、扶養する家族の人数が減ることで、生活費に大きな変化が生じるためです。
次に、なぜ住居費を分けて考えるのか?を説明していきます。
住宅費を区分して把握する理由
ところで、なぜ住居費を分けて考えるのか?これをというと、2つ理由があります。
1つめの理由は、住居費は家族の人数にかかわらず、毎月一定額を支払う性質のものだからです。
一方で、住居費以外の費用の代表例である食費は、家族の人数が変わると金額も変わってきます。
生命保険の保険金を受け取る、ということは、少なくとも家族が一人減る、ということです。そのため、家族の人数の増減に応じて生活費が変わる部分と変わらない部分とに分けて把握することが重要です。

住宅ローンを自分で返さなくてもいいんだ・・・
2つめの理由は、住宅ローンを組んでいる場合、通常は団体信用生命保険に加入するため、亡くなった後は、住宅ローンを支払う必要がなくなるためです。
そのため、保険金を決めるにあたって、住居費が激減することになるのです。
この場合には、住宅ローン返済負担を除いた住居費を把握することで、保険金を正確に決めることができるようになります。